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第29回日本透析アクセス医学会学術集会・総会に参加しました

令和7年9月13日~14日、東京・両国にて第29回日本透析アクセス医学会学術集会・総会が開催されました。この学会は、透析患者様や腹膜透析患者様の“命綱”である血管・腹膜アクセスの成績向上や技術の発展を目的に行われています。

当院からは、徳久臨床工学技士・賀原臨床工学技士・谷口臨床工学技士の3名が参加いたしました。

学会での取り組みと成果

今学会では、エコー下穿刺の技術向上を目的とした「エコー下穿刺競技会」が開催され、徳久・賀原・谷口の3名がエントリーしました。全国約200名の参加者の中から、賀原 臨床工学技士が20位以内(12位)に入賞いたしました。✨👏

また、穿刺時の痛み軽減を目指した新たな取り組みとして、「イオントフォレーシス(電気泳動の原理を利用して薬剤を皮膚に浸透させる方法)」の紹介もあり、スタッフ一同大変興味深く拝聴いたしました。

今後に向けて

透析患者様の命を支えるバスキュラーアクセスを日々安全に維持し、痛みの少ない穿刺やトラブルの早期発見により一層努めてまいります。今回の学会で得た知識や技術を院内に共有し、これからも安心・安全な透析医療の提供を目指してスタッフ一同研鑽してまいります。